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私が直接雇用という道を選ばずに派遣エンジニアという道で長く続けている理由には、もう一つの「やりたいこと」を持っているためです。そのために必要な資格も、有給休暇を利用して取得しました。現在は、平日の就業後や休日にボランティアでその分野に携わっています。全く異なる分野ですが、それがリフレッシュにもつながり、自分自身の知識や経験を広める役に立っています。もちろん配属先の理解があってこそ成り立つ状況ですが、そう言う意味で派遣エンジニアという道は一つの選択肢だと思います。
大学院修士課程を修了後、そのまま大学で研究員として研究や学生のフォローを続けていましたが、一般企業での仕事に就きたいと考え始めた矢先にHPでスタッフサービス・エンジニアリング(SSE)の存在を知りました。まずは社会への一歩として、派遣エンジニアいう道を選択するのもアリかな?という思いで応募。トントン拍子で現職が決まり、現在就業11年目になります。
病院や検査センターで患者さんから採取した血液や尿の「生化学分析」を行うための装置を開発しています。実務としては、新しいユニットの評価やトラブルがあったユニットの検証など、実際に装置をオペレーションしてデータを取って評価します。また装置に関わる文書作成の業務も担当しています。正直なところ、大学で深く学んだ化学の専門知識をダイレクトに使うことはほとんどありませんが、データを取るための計画の立て方や取った後の評価の仕方などは、大学で積み重ねてきたことが大変役に立っていると感じています。
配属先には、私のような派遣エンジニアはほとんど居ない環境ですが、社員のみなさんと分け隔てなく重要な仕事も任せていただいています。また、開発部署だけではなく設計や生産といった他部署とも広く関わりを持ってプロジェクトを進めていけるため、より良い装置をお客様に提供することに携わっている実感が湧き、「次も頑張っていこう!」という気持ちになります。
私のエンジニアとしての目標は、すでに現職で達成できていると感じています。ダイレクトではないものの、学んできた化学の分野でお仕事をさせていただき、またその内容にも満足しています。その中で、効率の良い仕事ができるように改善を試みたり、他の部署との連携を強化したりといった、社内就業環境の整備を社員の方と協力して進めている途中です。自分の意見もしっかり持って、社員の方とこれまで通り良い関係で仕事を続けられたらと思います。