制御・プログラミング
Javaの仕事に転職するには
Javaとは、いわゆるオブジェクト指向開発言語の一種。プラットフォームに依存しないアプリケーション開発言語として、インターネット時代にまさにぴったりの言語として生まれました。C言語から引き継がれている部分が大きいので、CやC++をすでにマスターしている人には理解しやすい部分もあります。
JavaはOSに依存して最適にコンパイルされて、そこでしか働けない、というものではなく、Java仮想マシンという環境の上で動くため、ネットを通じるなどして「どこでも行った先で働く」プログラムとなるのです。インターネットホームページで広く使われているJavaScriptはJavaと直接関係するものではありませんが、Javaが持っている汎用性の高さ、行った先で働けるという考え方を活かしたものとなっています。
こうした性質から、Javaの仕事はネット関連の領域で広がっています。これからすべての家電製品がネットにつながれ、ユビキタス環境が生み出されていく中で、爆発的に活躍の場が広がると期待されています。また、直接にはネット環境を扱っている職場でなくても、例えば開発プロジェクトがネットでCADの設計図を共有して、遠隔地同士で開発をおこなったり、巨大プラントの管理にネットが活用されているなど、意外なところでJavaの活かせる領域ができています。今はまだその前夜といった形ですが、今後ますます広がるでしょう。C言語の専門家も、今のうちにJavaを学んで「バイリンガル」化することは、キャリアの幅を広げていくのに役立つと考えられます。
当社では技術社員向けに、通信教育講座のJava言語入門を用意しています。働きながら学べるから、これからの開発に欠かせないと言われて久しいのになかなか理解が難しいとされるオブジェクト指向について、しっかり習得するのに役立ててください。
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