稲葉 勝彦|30代でキャリアチェンジした社員のホンネ

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  • 別分野へのキャリアチェンジ
  • 機械
  • 30代
  • 関東(首都圏)
  • 1~3年

取材日:2008年10月

将来はオールラウンドエンジニアに!
稲葉 勝彦32歳 東京都勤務 2007年2月入社 / 所属:名古屋テクニカルセンター
【機械系エンジニア】基本設計
以前は自動車部品設計を担当
今は中国向けトラック用エンジン部品の基本設計を担当

入社動機

大学院を修了後約5年半勤めた会社は、仕事自体は満足の行くものだったのですが、会社の都合で本人の意に沿わない人事異動がなされたり、残業や土日出勤が多くなったりして先行きに不安を感じるようになりました。それでSSEの常用型派遣という働き方に注目しました。ここだったら、設計以外の仕事に煩わせられることなく、エンジニアとしてステップアップしながら、一方で"個人の時間"の充実も図るという生き方が実現できると確信できたからです。さらに「3次元CADをやりたい」「自動車関係の開発に携わりたい」という私の希望をクリアする配属先をオファーしてもらえたことが、入社の動機です。おかげさまで、日本を代表する大手自動車メーカーで楽しく仕事ができています。

担当している仕事内容

中国向けトラック用エンジン部品の基本設計をしています。限られたエンジンスペースの中で必要な機能・性能を備えたエンジンにするために、部品の形状や配置などを検討し、設計しています。

仕事のやりがい

今の仕事では、エンジンを構成する様々なパーツの設計に携れるので、仕事を進めるにつれてエンジンの全体像がわかり、設計が面白くなってきたところです。技術的な課題も多いですが、それに立ち向かってアイデアを練ることはとても楽しいし、やりがいがあります。より質の高いものを作りたい、それはいわば"エンジニアの本能"だと私は考えます。
今後はミッションやパワートレーンなどへと設計の領域を広げ、将来は自動車ならどの部分でも設計できるようになりたいですね。

つらかったこと

人生を楽しむにはやはり先立つものが必要です。もちろんそれなりの給料はもらってはいますから、辛いというほどのことではありませんが、スキルアップにも結構お金がかかりますからね。
SSEには資格取得奨励金制度や通信教育補助制度など、スキルアップに対して奨励金や補助金が出るので助かっています。そういった細やかな配慮をしてくれると、勉強する意欲もますます湧いて来ますよね。私のような立場でもそう思うのですから、もっと若い人たちにとってはありがたい制度なんじゃないでしょうか。

一日の過ごし方

8:30
出社ミーティング
9:00
始業CADで設計をしたり、製品の強度検討など
12:00
昼食だいたい会社の食堂で食べてます
13:00
引き続き日常業務
17:25
休憩お茶や軽食など15分ぐらい
21:30
退社(水)(金)が基本的にノー残デーなので、早めに帰れます。

休日の過ごし方

ジムで汗を流したり、ゴルフをするなどもっぱら体を動かしています。仕事を精一杯やって、自分の好きなことを楽しむ豊かな時間もある。そんな、私がベストな働き方として描いていた生活が今はあります。これからも人生そのものをエンジョイできるエンジニアでありたいですね。

いままでの実績

様々なエンジン部品の形状検討から強度解析、図面出図を行ないました。また、新しく同じ部署に入ってくる人たちにPro/Eの指導もしています。私自身、Pro/Eを使用するのは初めてでしたが、就業して1か月後には使いこなして設計を行なうことができたので、その適応力を評価していただきました。

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